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電話076-232-1311

FUNERAL GUIDEご葬儀ガイド

よくあるご質問

「お焼香って何回?」など、
お葬儀に関してよくお尋ねいただく内容を
お香典編、お焼香編、お布施編、家族葬編
としてお答えいたします。

不祝儀袋は「御香典」、「御仏前」、「御霊前」?add

 仏式の場合 

「御香典(御香奠)」は仏式の表書きで、仏教の宗派は問わずに使用できます。弔問先の宗派がわからない場合の表書きは「御香典」としてご用意するのが無難です。

また、金沢で多く見られる真宗大谷派においては「御仏前(御佛前)」も用います。仏式のその他の宗派では一般的に四十九日の前まで「御霊前」を用い、四十九日以後は「御仏前」と時期によって使い分けます。

 仏式以外の場合 

神式では「御神前」、「御玉串料」、「御榊料」、「御霊前」などの表書きを用います。蓮の模様が描かれていないものを選びます。

キリスト式では「献花料」、「御花料」、「御霊前」などの表書きを用います。蓮の模様が描かれていないものを選びます。

無宗教の場合、「御香典」、「御霊前」などの表書きを用います。

中封筒があるときのお札の向きは?たたみ方は?add

使用するお札は、新札は避け、旧札を用いることが適切といわれています。ただし旧札といえど過度に使い古されている場合は、そのお札は用いないのが無難です。仮に手元に新札しかない場合は、折り目をつけて使用することで問題ありません。

お札の向きについては、正解を提示することが難しいほど諸説ございます。表、裏の違いやお札が複数枚の場合など、インターネット上で情報が氾濫しているのはもちろんですが、販売されているマナー本でさえも統一がされていないのが現状です。正解を一つにすることができない以上、どの向きで入れても誤りとすることはできません。

中封筒に名前、住所、金額を記載してある事を確認し、外袋に納めていきます。外袋を完全に広げた状態で、中袋の表面を下にするように中央に置きます。左、右、下、上の順にたたみ水引に納めます。

職員一同や○○部一同など、 複数名での御香典へのお返しは?add

連名の御香典の場合、表書きだけでは人数を把握することが困難な場合がございます。一般的には、香典袋の中に別紙等で全員の名前が添えられ、場合によっては個別の金額を記載するケースもあります。

金沢の場合、いただく御香典に対し即返しを基本とし、金額や相手に関係なく同額の返礼品をお返ししている事例を多く見受けます。ただし連名の場合においては、一人一人は小額を出し合い一つにまとめている場合もございますので、人数分の返礼品をその場でお渡しするべきか、後日御香典の記帳が済んだ時点で適切な金額の返礼品をご用意するべきかは、ご遺族様と受付の担当者との間でしっかりと決めておくことが必要です。

御香典帳の書き方、作り方について。“香典開き”ってどうやるの?add

ご葬儀の形式や、地域での決まり事などで差異はありますが、御香典をいただいたら受付係の方かお身内の方で香典帳に記帳するのが一般的です。

香典帳は、専用の用紙に手書き、ノートに手書き、パソコン入力など色々な方法がありますが、最近では自動で金額を計算してくれる利便性からエクセルの香典帳で作業される方が増えています。

香典開き(こうでんびらき)をする場合は、可能な限り複数名で手分けをして作業することをお勧めいたします。特にお金について、袋を開いたその瞬間でないと、内袋に記載のある金額と中身の現金の照合が出来ない為、慎重に確認することが必要です。

ピースフル・メモリアルの会館では、記帳作業をしやすいよう、エクセル香典帳を無料でご用意しております。どなたでも使いやすいよう、簡単なつくりのテンプレートにしてありますので、パソコン作業が可能な方にはおすすめです。

こちらの本文下に、ご家庭でご葬儀の香典記帳、ご法事の御仏前記帳をする際に便利なExcelデータを、無料ダウンロードできるようご用意しております。

ダウンロードファイル内の「説明書」をご一読いただき、是非ともご活用いただけたら幸いです。

「シオタニ㈱シンプル御香典帳/御仏前帳フリー配布(zip圧縮)」をダウンロードする。

袱紗(ふくさ)は必要?種類、色合いについて。add

御香典を上着の内ポケットからそのまま出されている方や、購入した時のビニール袋に入れなおしてそのまま持参する方を時折お見受けします。急ぎ準備してお参りに来られたり、大切な御香典袋を汚さないようにという配慮からの選択かと思いますが、正式には袱紗に包んで持参するのが適切とされています。
ただ、いざ袱紗を使おうと思うと形状も様々、色合いも様々で困惑してしまう方も多いのではないでしょうか?

最近では、「爪付き袱紗」や「台付き袱紗」の略式に位置する「金封袱紗」を利用されている姿もよく見かけるようになりました。略式と申しましたが、「爪付き袱紗」や「台付き袱紗」自体がまず「広蓋・切手盆/風呂敷・袱紗」を用いる形式の略式となっていることをご承知いただき、ご会葬時の立場に合わせてご利用いただくことをお勧めいたします。

また、色合いについては弔事に適切な「寒色系」の袱紗をお持ちいただいております。なお、色の中でも「紫色」については慶事/弔事どちらでも用いることができ、兼用できる形式の袱紗も広く販売されているようです。

つつむ金額はいくらが適切?相場は?add

金沢では町内(町会)・友人(知人)・同僚(会社関係)として弔問する場合、香典金額は5千円からが多いようです。
偶数金額よりも、奇数金額でつつむ場合がほとんどで、四や九などは避けるのが好ましいとされています。

なお金額については、ご遺族・故人との関係性や、ご自身の役職で金額が増える場合もあります。逆に、「町内は香典返しを渡さず、お互い様で3千円をつつむ風習」や「会社関係は社員会からの香典のみで、個々人ではつつまない」など、事例を挙げきれないほど多様化していることも間違いありません。

家族・親族として弔問する場合、関係性によって金額が大きく変動いたします。例えば、自身の祖父母の場合であれば“故人の孫”として、親の兄弟に“故人の甥姪”として、つつむ金額は当然違ってきます。
その変動幅として、1万円から10万円ほどと見られてもよろしいかもしれません。
なお、自身の配偶者の親が亡くなられた場合、喪主(施主)でない場合は、立場に合わせてお香典の用意をしましょう。つつむ金額については、配偶者の立場でお考えいただき、実の父母と同列で考えるのが適切といえます。

“御香典”と一括りで言っても、中陰出席代を含めたり、お供物代を含めるようなやりとりがあったりと、内訳は簡単ではございません。だからこそ、家族・親族としての弔問の場合は、喪家や親族間でしっかりと確認・調整するところは必要かもしれません。

お布施はいつ渡すの?気をつけることは?add

金沢市でも地域により、また宗派により細部で異なる所はありますが、多くの場合”葬儀日の開式時刻前”にお渡ししているようです。
タイミングについては、宗教者が全員到着してからのため正確な時間設定をすることは難しく、準備が整い次第会館スタッフからお声かけをさせていただいております。

お布施渡しについては、「喪主が渡すべき」という考えと「喪主は遺族席で挨拶対応に専念し、代理を立てるべき」という2つの意見がございます。また、葬儀前の時間を慌ただしくしないために、宗教者の方から後日という選択を提示される場合もございました。いずれにせよ、喪家と宗教者との付き合いによって異なる所もあり、お包みする金額を含め、不安なことを率直にお尋ねすることは失礼にはあたりません。

葬儀の時にお渡しする“お布施”とは?相場は?add

葬儀の時にお渡しする“お布施”ですが、金沢で多い浄土真宗大谷派の流れでは「枕経→仮通夜→通夜→葬儀→中陰(還骨法要・初七日繰り上げ法要)」までの期間のものを、まとめて一回でお渡しすることが多いです。
お葬式の流れの中にも、ご納棺のお勤めがある場合や、ご自宅出棺のお勤めがある場合など、お寺様の携わり方は喪家ごとに異なりますので、葬儀社としてお渡しする金額を相場としてお答えするのが難しいのが現状です。

葬儀後、七日ごとのお参り(七日参り)や、四十九日法要、一周忌などの年忌法要については、お葬式のときにお渡しした「お布施」とは別でお渡しすることが多いです。
ただし、「七日ごとのお参りから、四十九日法要」については期間が短いこともあり、ほとんどの場合、まとめて“四十九日法要の時にお渡し”されていることを見受けられます。
なお、百箇日(ひゃっかにち)や祠堂(しどう)、永代経(えいたいきょう)など、分からないとき、不安なときは、お寺様に率直にお尋ねいただくことは失礼ではありません。

お布施の書き方・マナーは?add

御布施と印字されている真下に、○○家と喪家名を記入します。
また、お布施袋の右肩(右上)に、〇〇寺様、〇〇寺御導師様などお渡し先の記入をすることで、お相手によって金額の異なる袋であっても、お渡し間違いを防ぐことができます。

なお、右肩にご寺院名を記入する際には、御布施の印字よりも上から書き出さないようにしましょう。印字よりも“少し下”から書き出すよう心掛けると適切です。

御車代や御膳料、法名代(戒名代)は必ず必要?add

お手次のお寺様やご招待のお寺様が遠方の場合、御車代を包まれている場合があります。遠方の判断は金沢市外、石川県外などで、単純に線引きできるものではございませんので、距離や関係性でご判断いただき、必要に応じてご用意ください。

御膳料は、中陰(還骨法要・初七日引き上げ法要)をお勤めいただいたご僧侶様が、その後の中陰御膳(お斎:おとき)の席に着かれない場合に、そのご僧侶様にご用意されることが多いです。法要のみで解散し、食事をされない場合など、葬儀形態も多様化していますので、御膳料の有無については、葬儀担当者にご相談いただければアドバイスさせていただきます。

法名代(戒名代)については、生前に帰敬式・おかみそり(授戒)を経て法名(戒名)をいただいている場合や、院号法名を特別にいただく場合など、必ずしも必要とは言えませんので、宗教者の方に確認されることをお勧めいたします。

お焼香の仕方。回数や作法で気をつけることは?add

式中の焼香作法については以下の通りです。

  1. 案内に従い、お焼香へと進みます。
  2. 途中、御導師にご一礼します。
  3. 焼香台前で祭壇(ご本尊、ご遺影写真、お棺)に対しご一礼します。
  4. 左手に数珠を持ち、右手(親指、人差し指、中指の3本)で御香をつまみ、香炉の中の焼香炭へと静かに落とします。
  5. 合掌し、ご一礼します。
  6. ご遺族にご一礼、お寺様にご一礼し、席へ戻ります。

金沢では通夜は自由焼香、葬儀は読み上げ焼香の形式が一般的です。
通夜参列時は、開式前か閉式後(式中に休憩が有る場合は休憩中も)にお焼香とご遺族へのご挨拶を行うことができます。通夜読経中にお焼香がある時は別途ご案内がある場合がほとんどで、基本的には読経中のお焼香はございません。
葬儀会葬時は、開式前か読経中の読み上げ焼香時にお焼香へとお進みいただけます。司会者の読み上げ若しくはスタッフの案内でお焼香へとお進み下さいませ。

焼香の回数や御香を摘んだ手を上に挙げる所作(押しいだく、戴く……等)について、宗派によって異なります。
葬儀の進行状況により司会者から一回焼香をお願いする場合も有りますが、喪家の宗派に関係なく“ご自身の宗派”で行うのが信教の自由という観点で望ましいとされています。

以下、回数まとめ
 [香を戴かないで焼香](右手で御香をつまんだら、そのまま香炉の焼香炭に落とします) 

  • 浄土真宗・大谷派(東)……通常2回
  • 浄土真宗・本願寺派(西)……通常1回

※北陸で多い浄土真宗、特に大谷派の方が多く見られる金沢の焼香作法はコチラです。

 [香を戴いての焼香](御香をつまんだ右手に、左手を受けるように添えながら行う) 
  • 曹洞宗……通常2回(※1回目は戴くが、2回目は戴かずにそのままが本来とされています。)
  • 真言宗……通常3回
  • 日蓮宗……通常3回
  • 浄土宗……通常3回
  • 天台宗……回数にこだわらないが、通常1回
  • 臨済宗……回数にこだわらないが、通常1回
神式の玉串奉奠、キリスト教の献花の場合は?add

神式、キリスト教ともに式中に係がご案内し、順番にお進みいただきます。
なお、御香の代わりに神式では榊に紙垂をつけた「玉串」を用いる玉串奉奠、キリスト教ではカーネーション等の花を用いる献花となるのが一般的です。
以下、それぞれの用語での作法まとめです。

 神式……玉串奉奠(たまぐしほうてん) 

  1. 祭壇に進んで神官の前で一礼します。
  2. 玉串の根本を右に枝先を左にして受け取ります。
  3. 神官にもう一度礼をし、祭壇前にある玉串案(玉串を捧げるための台)の前2~3歩のところまで進みます。
  4. 玉串を軽く目の高さまで捧げ、右回しで回転させます。
  5. 玉串案の上に静かに玉串を捧げます。
  6. 正面を向いたまま少し下がって二礼し、音を立てずに二回拍手(しのび手)一礼します。

※通常、神社や神棚に参拝するときの拍手は音を立てますが、葬儀のときは拍手の所作だけで寸止めし、音は立てません。

 キリスト教……献花(けんか) 

  1. 献花係より花を受け取り花頭を右手に持って祭壇に一礼します。
  2. 右回りで花頭を手前に根本を祭壇に向けます。
  3. 献花台の上に静かに花を捧げます。
  4. 献花の祭壇に向かい一礼します。

※キリスト教として決まった作法があるわけではなく、神式の玉串奉奠に倣ったものが普及されているようです。

通夜弔問時は、いつお焼香をしたら良いですか?add

金沢で多い浄土真宗大谷派では、通夜は自由焼香、葬儀は読み上げ焼香の形式が一般的です。

通夜参列時は、開式前か閉式後(式中に休憩が有る場合は休憩中も)にお焼香とご遺族へのご挨拶を行うことができます。通夜読経中にお焼香がある時は別途ご案内がある場合がほとんどで、基本的には読経中のお焼香はございません。
なお特別に、通夜前のお焼香をご遠慮いただく場合もございます。その場合は、目の届くところに案内看板などでその旨ご案内されていますので、ご不安な場合は、式場スタッフへお声掛けいただければ幸いです。

焼香の時に小銭は必要?焼香銭って?add

通夜・葬儀・法要・法事など、様々なタイミングでお焼香の機会がありますが、その時に100円玉が置いてあることを目にして疑問に思われたかもしれません。地域によっては、お焼香の香炉とともに小銭用のお盆も一緒に渡される場合もございます。
このように“お焼香をする際に、100円玉を置く”という風習を話すときに、焼香銭(しょうこうせん)という言葉を使います。

金沢市内の参列においては必ずしも必要とはいえませんが、いざ参列した先の地域性や習慣で焼香銭を必要としていた場合に備えて、100円玉を礼服に忍ばせておくとご安心いただけます。

お数珠は絶対に必要?数珠の選び方は?add

お数珠について、必ず持参しなければいけないとまでは言い切りません。
ですが、故人とご遺族への弔意を示すために、喪服に着替えるように、お香典を用意するのと同様に、仏式のお葬式に参列する場合、お数珠を持参されるのがよろしいかと思います。

弔問に際し、お数珠を忘れてしまったなどの理由で、人から借りるという選択が浮かぶかもしれませんが、お数珠の貸し借りは好ましくないと言われる方もいらっしゃいます。お参りをするという機会をきっかけとして、ご自身のお数珠を持つことを考えられたらよろしいかと思います。数珠を用いない宗派の方も、略式の数珠を一つお持ちになられると、ご安心ですね。

お数珠につきましては、仏壇店、仏具店などへ出向いてご相談されることや、シオタニの葬儀会館(ピースフル、メモリアルホール)にも置いてございますので実物を見ながら探されることをお勧めいたします。実際にご覧いただきますと、男性用・女性用と性別で異なる部分や、宗派で異なる点、珠の数や、素材、フサの種類など、ご自身の身に着けるものとして納得のいくものをご購入いただけると思います。

「家族葬」ってどんな葬儀?add

家族葬は故人様とご家族のお別れの時間を大切にするお葬式のことを言います。

一般のお葬式と異なるのは、参列者に対する考え方です。
友人知人にはまったく声をかけないで、家族・親族だけで行うか、故人様とごく親しかった方だけに来ていただくという形式になります。

家族葬と混同し易い位置に「直葬(火葬式)」がありますが、直葬は家族葬とは全く異なります。
直葬とは、故人様を直接斎場へお連れして、宗教儀式を執り行わず火葬することで、荼毘葬(だびそう)とも言われます。宗教儀礼を伴わないので、通夜・葬儀といった集いの場は無く、また、知らせる範囲は更に狭まる傾向にあるため、ご遺族が口外しない限り亡くなられた事実は周囲が知らないという事態も起こりえます。

「家族葬」のメリット、デメリットって?add

家族葬のメリットは、ご家族だけで故人様とじっくりお別れの時間が過ごせることです。通常のお葬式ではご親戚をはじめたくさんの参列者がみえるため、対応に追われ、故人様とのお別れがじっくりできないということもあるようです。

家族葬のデメリットは、一般葬では起こりえなかったトラブルが発生する可能性があることです。
そのトラブルを避けるためにも、遺族間はもちろんですが親族へも意思や考えの説明、場合によっては町会や職場や友人知人関係への理解を求めなければいけないこともでてくるようです。

家族葬特有のトラブルは次の通りです。

  • 葬儀が終わってから亡くなったことを知った人たちが、連日お悔みを述べに自宅に来ることで、その対応に疲れてしまう。
  • 亡くなったことを後で知った人たちが、「どうして教えてくれなったんだ。」と不満を言ってくる。
  • 親類等が「参列者を呼ばないなんて、とんでもない。」と言い出し、もめてしまう。
  • 参列者を呼ばないつもりだったのに、式の日程を知って参列に来てしまう人がいて、その対応に追われる。
  • 参列者の数に応じて、香典の金額も減るので、結果的に高くつくことがある。

ご家族皆様でよく話し合いつつ、必要があれば葬儀社のアドバイスに耳を傾けていただけると、家族葬や一般葬という言葉に囚われない“その人らしい”ご葬儀が見えてくるのではないでしょうか。

どんな時に(いつまでに)弔電・電報を考えれば良いですか?add

弔電・電報は、ご訃報を受けたが、参列をできない場合に送られてきました。
金沢市内のお葬式で弔電を検討している場合、通夜葬儀を会館で行うことが多い特徴から、葬儀を執り行う葬祭会館へ喪家名宛で送られることをお勧めいたします。

弔電は、遠方のため行くことができない、急なことで日程調整が叶わないなど、直接出向けないとしても、ご遺族様にお悔やみを伝える手段として活用されています。
いただきました弔電につきましては、葬儀時に読み上げられることがほとんどの為、少なくとも葬儀開式時間までには届くようにお手配いただけるとよろしいかと思います。
ですが、せっかくの弔意をご遺族様に伝えるためにも、ご遺族様が会館に居る通夜日に届くようお手配いただき、ご家族の皆様がしっかりと目を通せるようご配慮いただければ幸いでございます。

弔電・電報をいただいた際にお礼は必要ですか?add

弔電・電報については、参列できない場合の手段として用いられることが多く、通夜葬儀に際しお会いできていない場合がほとんどですので、まずは葬儀後にお礼をお伝えすることを考えましょう。
葬儀を無事に終えたことのご報告と、弔電をいただいたお礼を伝えるにあたり、手紙で丁寧に対応されても結構ですが、相手との関係性によっては電話やメールなどを用いられる方もいらっしゃいます。

お礼の品物について、弔電のみの受け取りであれば特に不要とされる場合が多いです。
ですが、供物や造花がついていたりするものや、定型文ではなく特別に心のこもった文面になっているもの、お香典も別でいただいている場合など、しっかりと感謝の気持ちを伝えたい相手には、お礼の品物をお贈りすることを検討されてもよろしいかと思います。

年賀欠礼ハガキは誰に、いつまでに出せばいい?add

年賀欠礼ハガキは「今年は近親者に不幸があったため、年賀状は書きません」と相手に伝えるものになります。そのため、いつも年賀状のやり取りをしている相手に対して郵送いたします。
一般的に、11月の初旬頃より年賀はがきが販売されることを考えると、相手方のことを思えばその直前の時期にお知らせが届いていてもよろしいかと思います。また、年賀状が新年に届くように12月下旬までには投函されている動きから、相手の年賀はがきの投函を控えていただくためには、遅くとも12月中旬までに年賀欠礼ハガキが相手に届いていないといけないことになります。
まとめると、年賀欠礼ハガキは“10月下旬から12月中旬の期間”で相手に届くように手配なさるとよろしいかと思います。

年賀欠礼ハガキを出すことで、もしかしたらお葬式の際に連絡が行き届かなかった方から、思いがけずご連絡やお香典をいただくこともあります。その際も、お葬式の時と同様にしっかりと対応することを心がけてください。

年賀欠礼ハガキが間に合わない時の、寒中見舞いとは?add

年賀欠礼ハガキは、“10月下旬から12月中旬の期間”で相手に届くように手配する、「今年は近親者に不幸があったため、年賀状は書きません」と相手に伝えるものです。
期間内に相手に送ることが叶わず、年賀状が届いてしまう場合には、年賀欠礼ではなく“寒中見舞い”というカタチに切り替えてご準備いただくとよいでしょう。
“寒中見舞い”は、松の内(1月1日~7日)があけてから、立春(2月4日頃)までの間に出す挨拶状です。

ご遺族様の目線でお考えいただきますと、事後手続きや挨拶回りを進めつつ、ご自宅にお悔やみにいらっしゃる方の対応もされる中で七日ごとのお参り…と、ご葬儀を終えた後もしなければいけないことが多くあります。
12月中旬から下旬のご葬儀の場合、どうしても年賀欠礼ハガキの発送まで間に合わない状況になってしまうのは仕方のないことです。
また、いざ送付先リストを作成しようと考えたとき、自身の年賀状送付先は把握していても、亡くなられた方の年賀状送付先については、意外と家族でも分からなかったりすることは大いにあります。

さて、いざ故人宛で届いた年賀状について、すべての方に寒中見舞いの送付が必要かと言えば、必ずしもそうとは言えません。
年賀状に記載されている相手のお名前と、香典帳などの名簿や弔電などを照合してみることや、葬儀に際しての会話の中から見えてくるものもございます。
それは、相手が発送手続きを終えた後の訃報案内だったために、やむなく届いてしまったと推測されるものと、その方に訃報案内自体が届いておらず、亡くなってしまったことを相手が知らない可能性です。

寒中見舞いを出すことで、思いがけずご連絡やお香典をいただくこともあります。その際も、お葬式の時と同様にしっかりと対応することを心がけてください。

高額な御香典をいただいた方にはどうしたら良い?add

高額なお香典をいただいた場合、お相手との関係性にもよりますが、「半返し」を目安にお返し物を改めてご用意されることがよろしいかもしれません。

お香典の金額は人それぞれで、ご親戚の方やお勤め先の役職者でお香典の金額が多い人と、町会や友人・知人として一般な金額の人と混在しています。いただいた金額に対して失礼のないお礼をできているかは、香典帳を見てみないと分からないことです。
一般的に、お香典返し(返礼品)はいただいた金額の3分の1程度から半分ほどの金額のお返し物が適切と言われており、「半返し」という言葉で浸透しています。

ちなみに、金沢市内の葬送儀礼では、受付でお香典を出すと、その場で即日返しの返礼品をいただくことがほとんどです。つまり、相手や金額に関係なく、同じ品物を受付の方がお返しして、取り急ぎの対応をしていただいているということです。

普段から交流もあり、これからもお互い様を続けられる相手や、今回のお葬式を持って関係を断つような相手であれば、無理に「半返し」にこだわらなくてもよろしいかもしれません。
ですが、わざわざ訃報を聞いて駆けつけていただき、かつ、高額なご用意をいただいた方々のことを思えば、相手に合わせてしっかり感謝の気持ちを伝えることは大切だといえます。
お返しするタイミングは、気づいたときにすぐ行動されてもよろしいですし、ご葬儀後でお忙しいところなのは先方もご存じですから、“忌明け”のタイミングまで時間をおいても失礼ではありません。

こちらにないご質問に関してはお気軽にお問合せください。

事前に準備しておきたいもの

1.認印

死亡届の提出手続きは、お忙しいご遺族に代わりほとんどの場合、弊社が代行させていただいております。 その際、訂正印や捨印のために、届出人( 喪主を勤められる方の場合が多いです)の認印が必要になるため、スタッフがお預かりすることとなります。なお、公的書類のため、浸透印(シャチハタ等の)は使用できません。また、重要な判子(銀行印・実印等)はお避け下さい。

2.お写真

御遺影写真を作成するために必要な御写真です。 あらかじめ候補を何枚か選んでおくと、いざという時に慌てて探さずに済みます。 御遺影写真は後々まで残るものですから、その方らしいものを選んであげてください。 もしも可能なら、御本人の気に入っているものにされても良いでしょう。 最近は事前に思い出DVDを作製される方もいらっしゃいます。ご希望の方はスタッフまでお申し付け下さい。

写真選びのポイント

1.絹目調の写真は避ける。(完成時の網目の映り込みを避けるため)。
2.傷や汚れが少ないものをご用意下さい。
3.お顔が大きくはっきりと写っているもの。

3.お手続きに必要な現金

御葬儀の打ち合わせの際に、「火葬料金」、「待合室使用料金」等、役所に収める現金をお預かりいたします。
具体的な料金については、場合により異なりますので、弊社までお尋ね下さい。

4.本籍の確認

死亡届に故人様と届出人様の本籍地を記入致します。
事前に把握していれば、その場で慌てて調べずに済みます。

5.おおまかな参列者の把握

訃報連絡をするお身内、ご親戚の方の把握。
おおまかな参列者数の把握。(会葬礼状作成数の目安になります)

6.副葬品のご用意

「副葬品」とは、御柩の中にお入れする想い出の品のことです。
御本人の趣味の道具、洋服、写真や、皆さんからの手紙など、ご準備いただくと、いざというときに思いつかず、後悔するような事態を避けられます。
※ただし、お入れする事のできないもの(燃えないもの等)もございますので、御注意下さい。燃えるものの中にもお入れする事ができないものもございますので、御不明な点は弊社までお尋ね下さい。

7.ご本人様の念珠(数珠)

故人様を御安置する際、その手に念珠(数珠)をお掛けします。
よろしければ、御本人の念珠(数珠)をご用意下さい。
ただし、お掛けしたものは故人様と一緒に火葬されます。形見として残しておかれたい場合やお持ちでない場合には、弊社でご用意することも可能です。
※宗教、宗派によって違う場合もございます。

8.法名(戒名)の確認

御生前のうちに法名(戒名)を頂いているかどうか?
頂いていない場合、菩提寺の御僧侶に依頼する必要があります。
頂いている場合には、その旨を御僧侶にお伝えください。

終活サポート

終活カウンセラー

シオタニの終活カウンセラーが
終活に関するあらゆる相談に
対応いたします。

シオタニの終活サポート

弊社の終活サポートでは終末期を迎える方やそのご家族の方に、ご不安なく日常生活をお送りいただくため、様々な分野でのお手伝いや支援をさせていただいております。

具体的にはご葬儀に関するご相談のほか、ご法事に関してのご相談や諸手配、仏壇や墓石、ご納骨、ご供養等に関するご相談や諸手配、相続全般についてのご相談にも対応させていただいております。また、ご生前ならびにご逝去後の身の回り品の処分、土地・家屋の解体や処分(不動産の売却)などのお手伝いもさせていただいております。

その他、皆様がご不安に思われているあらゆる事柄に対して、適切な知識を持つ専門家へのお取次ぎも随時行っておりますので、お気兼ねなくご相談ください。

終活支援部 部長
終活カウンセラー上級

川本 直

一級葬祭ディレクター(厚生労働省認定・葬祭ディレクター技能審査)
全葬連葬儀事前相談員

愛する家族のため

葬儀業界で働いている経験から、ご自分のため、ご家族や大切な人のための終活を一緒に考え実現できるようにお手伝いをさせていただきます。

大切な方々と今をよりよく安心して過ごしていけるよう終活をはじめてみてはいかがでしょうか。 お気軽にお問い合わせください。

終活カウンセラー上級

河原 嘉幸

一級葬祭ディレクター(厚生労働省認定・葬祭ディレクター技能審査)
全葬連葬儀事前相談員

「今」を大切に

エンドを考えることで「今」を大切にできることが、終活の最大のメリットではないでしょうか。 自分にとって何が重要なのか。
自分にとって誰が大事な人なのか。
終活を通してそれらを見える化することで、「今」の生き方も変わってくると思います。
マンダラエンディングノートセミナーは、弊社イベント開催時以外に、出張セミナーも受付しております。お友達同士お誘いのうえ、お気軽にお問合せください。

終活カウンセラー上級
マンダラエンディングノートファシリテーター

塩谷 知子

終活カウンセラーが
お手伝いできること

ひとつの窓口で終活に関するあらゆる
相談に対応、サポートいたします!

介護、終末期医療
生前整理、
遺品整理
相続、遺言
エンディング
ノート
お葬式
お墓
散骨
手元供養
お仏壇、仏具
ご法要
不動産売却、家屋解体

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金沢民間輸送サービス

119番で対応できない移動・輸送のサービスをご提供しています。

「金沢民間輸送サービス」は、お年よりやお体の不自由な方、また、ご病気の方の安全でスムーズな移動のためのサービスです。入・退院、転院などの移動はもとより、ちょっとしたお出かけ・ご旅行にもご利用いただけます。

現在、「119番/救急車」は残念ながら、救急の場合しか利用できません。このような民間の輸送サービスを利用すると、お体が不自由で外出が困難な方でも、安心して気軽にどこでも移動が可能です。ベッドでの移動、 車椅子での移動も楽に行うことができます。

「金沢民間輸送サービス」が誠心誠意、皆様の愛を形にするお手伝いをさせていただきます。

  • 完全予約制 完全予約制にてご希望の場所への移動をお手伝い
    させていただきます。
  • スタッフ同行 ドライバーとは別に、資格や経験のあるスタッフが
    同乗いたします。
  • 健康保険の適用 医師の証明があれば、ご利用料金は健康保険の
    適用が受けられます。
    事前に医師及び社会保険事務局にお問い合わせください。